へや記た。

思うがままになんか書いてた。

ドミニオン日本選手権でいろいろやったこと。

第7回だっけ?のドミニオン日本選手権に参加してきました。
今回ちょっといろいろあったのでそれも含めて文で書くべきだなという思いがあったのであげたいと思います。
結論からいうならばルールの穴をついて実質的な八百長行為を行った。というのが概略となります。

(※7/18 20:50追記 本日この記事についての謝罪記事を投稿しております。ご確認いただければ幸いです。第7回ドミニオン日本選手権で行った八百長行為についての謝罪 - へや記た。)

ではでは。
今回はジャングルスピードチャレンジに出たかったので午前予選出場にしました。わりと午前はステロ場多めなので相性も良さげかなーというのもあって、とはいえ練習はできていなかったのでドミニオン楽しめればいいなーくらいに思っていました。


予選1回戦
サプライ
原住民の村 橋 執事 書庫 あとなんかいろいろ。
4番手でしたが原住民の村も橋も誰も集めなかったから僕だけがパーツをあつめて無事原住民の橋が決まりました。
おそらく僕と同卓していたちゃーしゅーさん以外がドミニオン初心者だったため誰も止めに入らなかったのかなーと。
当人(2-5スタート)も「2位狙いに途中で切り替えた」ということだったのでそういう意味では順当だったのかなとは思います。

 

予選2回戦
サプライ
庭園 公爵 役人 中庭 大使 魔女 あといろいろ。
4番手。またかよ。上位手番が役人多めかつ大使も入ってきたので公爵も庭園も狙いたいってことでカウンターも兼ねて役人中庭。
あとはふわふわーっと勝利点買いながらラッキー9金で属州買ったりしたら1位でした。
とはいえ途中で交易場に手を出したのは完全にミス、あこも役人だったらもっと簡単だったかなーとは。

 

予選3回戦
サプライ

寵臣 拷問人 見張り 島 あといろいろ

初めての1番卓!むっちゃ緊張する!4番手!くそが!
最悪3位で問題ない場だったのですが大いに事故ったりトチ狂ったりして寵臣が5枚ほど集まったにも関わらず全然属州が買えないがっばがば芸人。4番手4位というとても不甲斐ない場。
拷問人で手札減らされてたのも辛かった……とはいえ完全に構築の問題、ここで崖っぷちに。

 

予選4回戦
サプライ
探検家 金貸し 以上

さて、ドミニオン日本選手権午前予選4回戦において、4番卓で奇跡が起きていた、という話はご存知でしょうか?
曰く、全員が21点かつ手番も同じだったために全員が1位、21VPを取得し、全員が勝ち点2.5を得、午前予選を突破したということらしいです。
そして午後予選の開始アナウンスにおいて、午前予選ではなかった「卓の中で示し合わせる行為をジャッジが確認した場合、失格にする可能性もある」というルールが追加されていました。
冒頭での発言を踏まえると、感づくかたもいらっしゃると思います。

そうです。予選4回戦、僕が参加した卓では全員合意のもと、引き分けを選択し、そのようにゲームを進めたのです。
カードゲームをやっている人にはIDを行ったといったほうがわかりやすいかもしれません。

これまでの日本選手権においても度々プレイヤー間でこれ引き分けにすれば全員上がれる?みたいな話があったかもしれません。
そして今回を含めたこれまでのドミニオン日本選手権において、「合意の下での引き分けの選択を禁止する」といった文面は一切存在しませんでした。
また、過去に開かれた「宝石の煌めき選手権」においては「同様の行為を禁止する」といった文面が存在していました。
つまり、今回までのドミニオン日本選手権において、合意のもとでの引き分けは黙認されていたも同然だったのです。
そして基本的にこれまでの日本選手権の予選通過ボーダーは勝ち点13。僕の勝ち点は12点でした。
つまり、3位以上でほぼ抜け確ではありましたが先の試合で精神を消耗していた僕は自分のテーブルを確認後、同卓者の勝ち点を全て確認しました。
全員が12点、それを確認した僕は全員の着席を確認次第、このように話し始めました。
「この卓、確認したんですが全員が12点なんですよね。それで、全員で引き分けにすれば、全員勝ち点14.5点になって2日目確定できるんですけど……」
全員の答えは、YESでした。
その後のゲーム展開について特に語ることはありません。あえて言うなら属州5枚ペースのクソ早探検家ステロが完成したってことくらいです。

ゲーム終了後、隣の卓や観戦者からは「おめえら何やってんだ!」「へやきたさん見損ないました。」といった声がよく聞こえました。ジャッジの方もスコアシートを受け取りになる際、「すごいですね、そして皆さん嬉しそうですね……」ととても引きつった笑顔だったことを覚えています。
もちろん、実際にIDを提案したのは僕ですし、選手権とはいえ「楽しくプレイすること」を前提とした大会でこのような行為を行ったことについては多大に反省しています。

ただ、今回の僕の件によって、少なくとも今回の午後予選以降のIDがおそらく不可能となったことは僕にとってとてもありがたいなと思っています。
僕自身、他の卓でそのようなことが起こって自分に不利益になったら100%怒る自信があります。また僕なんかより頭のいい人がごまんといるこのゲームにおいて、もっとひどいことを考える人がいるだろうことは想像に難くないです。
だからこそ、少なくとも今回の件によってルール改正の可能性が生まれてくれた、という点について僕は嬉しく思っています。

ちなみに、この後のフリープレイ()では貴族村改築探検家の引切をつくってダントツでした。ステロとは。

なお、本戦については1回戦船着場ステロ3位 2回戦望楼t拡張ステロ2位 3回戦神託ステロ3位 4回戦伝令荷車1位 5回戦兵士城2位タイで1X位でした。手番は予選合わせて4-4-4-2-3-4-3-4-1みたいな感じだった気がします。上位手番とは。

正直なところ、書いてて自分でも何言ってるのかよくわかんなくなってきたのでここで一旦止めておきます。気になることがあればTwitterでもここでもいいので指摘していただければお答えしたいと思うのでご協力のほど何卒よろしくお願いします。

ちなみに、ジャングルスピードチャレンジはファイナリストになりました。おそらくみらこーさんかなーって方に「動きおかしいw」と言わしめたので僕の勝ちです。(?)
では、またいつかどこかで。

 

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(7/17 22:57追記)

数点、追記をいたします。

まず、以下の点について追記いたします。

そして今回を含めたこれまでのドミニオン日本選手権において、「合意の下での引き分けの選択を禁止する」といった文面は一切存在しませんでした。

 この部分について、当日午前予選においても「同じ卓のプレイヤー同士示し合わせてプレイするのは禁止」という口頭説明があったとの発言がありました。

 正直なところ、ジャッジの発言をすべて記憶しているわけではないのですが、このようなIDに準ずる行為の禁止はなされていなかったと記憶しております。

僕自身、他の卓でそのようなことが起こって自分に不利益になったら100%怒る自信があります。

 この部分について、後だしという形になってしまうため、言い訳としか思われないとは承知していますが「そのような抜け道が存在したこと」に対しての怒りと考えていただきたいです。

 自分自身他のゲームでIDという文化については十分触れてきているつもりですし、実際に起こりうるとは考えていました。

 その点についてジャッジ側に確認を取らなかったのはなぜか。というご指摘もありました。

 これについては完全に僕の落ち度で、禁止されていないならばやっても問題ないだろう、という思いがあったのは事実です。

 実際3回戦においてジャッジテーブルの目の前である1盤卓で半ば冗談ではありましたがIDを提案していた際に何も言われなかったため、黙認されているのではという勝手な判断から先述の行動を行いました。

 ご指摘の通りジャッジ側に確認を取ればこのような問題は発生しなかったとは重々思います。